札幌 キノコ フンギ堂

フンギ。イタリア語でキノコの意味。それを冠したトラットリアです。
北海道は今まさに天然キノコの盛。上の写真は作り物のように見えますが全てシェフの田畑さんが札幌近郊で採ってきた天然モノです。なんと松茸も採れるんですよ。そんな素晴らしいキノコの中で今回の目的は香茸。名前のとおりな食べ物なんです。

香茸のまえに名物キッシュ。ごく普通のベーコンキッシュ。でもこれがたまらない。お伺いしたら必ず食べます。しっとりかつふわふわ。日本一です。

お目当ての香茸、ガレットでお出しになっていました。もう香りで卒倒しそうです。そしてガレットの食感。表面カリカリでなかジューシー。じゃがいもが香茸のエキスすべて吸っている感じです。カリカリ部分とジューシー部分でじゃがいもの使い方変えているのかな。極細切りにしたものと少し練った感じになっている部分。計算され尽くしています。

メニューに放牧豚発見してオーダー。豚大好きです。で、ドカーンと出てきました。
まず、脂。何食べたらこんな美味しい脂になるんだろうか。最近歳のせいで脂身がすぐ胃に来ちゃうんですがこれは美味しく食べられました。身の味わいは凝縮感と噛んだときに出る汁の量が半端なかったです。育てる段階、熟成する段階、そして調理。すべてが噛み合っての味わいだと思います。あと、お肉に隠れちゃっていますが付け合せのチーズじゃがいもペースト。これも最高。大きめに切り分けたお肉にペーストぬってザクッと食べる。その繰り返しが至福でした。

昨晩のメニューです。赤丸ついているのが天然キノコを使ったお料理。冷凍でかなりストックしたそうでしばらく楽しめるそうです。アルコール解禁になりましたらぜひネッビオーロかバルベーラあたりでやっつけに行ってください。

フンギ堂
札幌市中央区南3条西6丁目 狸小路6丁目内 おみやげのにれ2階
011-271-9614
フンギ堂さんのfacebookページ