ロッケ・ディ・マンゾーニ ランゲ・ネッビオーロ 2016

近所のアリオで美味しいおつまみ発見して、それに合うのを物色してたどり着いたのがこれ。最高VTのピエモンテ、バローロならまだまだ強いかもしれないけどランゲなんで恐らくそろそろいい感じになっているんじゃね?と言う自分の見立てを信じて。

ロッケ・ディ・マンゾーニ ランゲ・ネッビオーロ 2016年 税込価格 3,520円

グラスに注いで見た感じで安堵。透明で端っこ茶色。これなら大丈夫。
はじめの香りはベリー、サクランボなんかの果実感。口当たりは見た目通りの優しさで普通のウチゴハンにも喧嘩せず行けそうな感じでスタート。複雑な感じはなく素直でチャーミングな味わい。瓶熟でタンニンほぼ処理されていて角が無いので飲むペースかなり早くなっておりました。
後半はカカオやコーヒーなんかの感じが出てきて味わいが太くなってきます。酸がしっかりしているものだからチョコレートにも思えてくる厚みのある甘みがお料理の邪魔を全くしない。バランス最高でした。
これはこの先どれくらい伸びていくんだろうか。香りが幾重にも重なってくるにはあと3~4年位なのかな。今から5年後くらいまでの間に毎年飲んでいきたいワインです。

で、肴。

小樽(作っているのは発寒)いかめし。アリオで発見いたしました。火曜日に食べて美味しくてワインに合わせてやろうと思い、翌日も買ってきた次第です。
コレに合うのと思ってネッビオーロ。全部が全部のネッビオーロでコレに合うとは思えませんが、今回のんだのはバッチリでしたよ。
いかめしなんて何年食べてないだろう。大昔に食べた記憶を頼りにそれと比較してこれは随分美味しく感じました。特にご飯がしっとり。なんか昔のはもう少しパサパサしていたような気が。物産展なんかの出来たてにはかなわないけどお弁当状態で買ってきて食べるにはとっても美味しいです。しばらくはまりそうです。生産者はふか河。ラーメン店やお弁当店など展開している会社のようです。

もう一つ肴、魚。今年はサンマお値段よくて比較的食べやすくていいですね。けむらん亭で焼くと皮パリパリ。ランゲ・ネッビオーロ、サンマにも合いました。オリーブオイルかけたらもっと合うんでしょうけどサンマ塩焼きが別ベクトルなお料理になっちゃいそうだったんでやめました。
秋の味覚に柔らかなランゲ・ネッビオーロ。いかがですか?